ウレタン樹脂 塗料 について

目次
ウレタン樹脂 塗料 とは?
「ウレタン」は一般的に「ポリウレタン」の通称として使われており、正式名称はポリウレタン樹脂となります。
ウレタンは「ポリウレタン樹脂塗料」・「アクリルウレタン樹脂塗料」の2種類存在します。
その違いを簡単に説明したいと思います。
ポリウレタン樹脂塗料の概要
ウレタン樹脂塗料は、主剤として複数の水酸基(すいさんき)を持つ樹脂(ポリオール)と硬化剤としてのポリイソシアネートを調合した塗料の総称になります。
使用するポリオールとポリイソシアネートの組み合わせ次第で、色々な特性を示します。
塗料としては、耐候性が求められる上塗りとしてよく使用されます。
また、一液湿気硬化型の下塗りや低温硬化型塗料としても需要が高まります。
ポリウレタン樹脂塗料の特徴
- 耐候性が良い
- 作業性が良い
- 光沢が良い
- 硬く耐摩耗性が良い
アクリルウレタン樹脂塗料の概要
ウレタン樹脂とアクリルポリオールを混ぜて作った塗料、ウレタン塗料の一種です。
硬化剤としては、無黄変性である脂肪族系のポリイソシアネートが使用され、耐候性、塗膜性能、仕上がり外観に優れています。
「衝撃に強くて柔軟性がある」という特徴を持っているので、アクリルウレタン塗料にもその利点が多く生かされています。
アクリルウレタン樹脂塗料の特徴
- 密着性に優れている
- 価格が安い
- 柔軟性がある
- 光沢・艶がある
防水機能に優れた利便性が高い塗料
防水機能をもたせる場所に良く使用される塗料です。
塗装時に使用される、ウレタン樹脂の塗料は耐候性が高く独特の光沢があります。
摩耗にも強く密着性が高くて剥がれにくいので細かい部分の塗装にもよく使用されています。様々な素材との相性が抜群に良く、扱いやすいのも特徴です。
ウレタン塗装はアクリル塗装と比較して2倍程度長持ちするといわれています。