ステイン塗装 とは?
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ステイン塗装 とは?
ステインとは英語のstainをカタカナで表現した単語です
ステインはわかりやすく言うと木材の着色材です。塗り方はペンキよりも簡単ですが、刷毛目が出やすく、奥が深い塗料です。木材の美しさを最も引き出すことが出来る塗料です。木目をはっきりと際立たせることができ、内部での使用も可能です。
着色の特徴
![木目特徴](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://www.shoei-55.jp/wp/wp-content/uploads/2021/09/mokume.jpg)
木材には柔らかいところと硬いところが交互に並んでおります。色の薄いところが「夏目」と呼ばれる部分で、木が夏の温かい気候で急成長した範囲になります。
この部分は密度が低いため、ステインを多く吸い込みます。反対に色の濃い部分は「冬目」と言い、成長がゆっくりな分、密度が高いためステインを多く含みません。
つまり、夏目と冬目で吸い込むステインの量が異なるため、木目がはっきりと表れます。良し悪しは御座いますが、木の風合いを活かすにはベストな塗料です。
水性と油性の違い
ステインは一般的にオイルステインと呼ばれる油性タイプが主流です。
オイルステインの特徴としては、色のもととなる成分が液体の染料を使用しています。
反対に、水性ステインは顔料と呼ばれる固体の物質で着色をします。この違いははっきりと仕上がりに差を生じます。
染料は文字通り木材に染みこむため、前記にあった「夏目」の部分により着色します。
しかし、顔料は染み込みにくい個体の粒子なので、染料ほどには木目にあわせた色の濃淡は望めません。
塗り重ねをした時、染料は木目にすき間がなくなると染み込まなくなりますが、顔料は表面に積層していきます。
つまり、どんどん表面が顔料の色に染まるとともに、塗り重ねた厚さによってムラが生じやすくなりますので、綺麗に仕上げる為には臭いはありますが油性タイプがおすすめです。
![ステイン塗装2](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://www.shoei-55.jp/wp/wp-content/uploads/2021/09/stain-02.jpg)