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フッ素樹脂塗料 (粉体塗料 溶剤塗料 水性塗料)

フッ素樹脂塗料

フッ素樹脂塗料 について

1 フッ素樹脂塗装 とは?

1-1 塗料の樹脂成分がフッ素樹脂である塗装加工のことです。

塗装加工は塗料の樹脂成分で分類することができ、主に用いられる樹脂成分は、①フッ素樹脂 ②アクリル樹脂 ③メラミン樹脂 ④シリコン樹脂 ⑤ポリウレタン樹脂などが挙げられます。

塗料に用いられるフッ素樹脂は、フッ素原子を含んだものがほとんどで、フッ素樹脂自体は塗装以外にも色々な場面で用いられています。

食器類や精密機械部品などの身近なものにまで、幅広く利用されています。

耐候性に最も優れる樹脂系であるフッ素樹脂塗料。

耐候性のほかにも耐薬品性、耐溶剤性、耐熱性、撥水性などが極めて優れており、滑り性や非粘着性といった独自の性質も有しています。

こうした特徴を生かし、塗料以外にも航空機や半導体といった精密機器から、フライパンや炊飯器といった身近な家庭用品まで広範囲に展開されています。

2 これだけは知っておきたい フッ素樹脂塗装 のポイント

2-1 耐久性

外壁としっかり密着する性質を持ち、外壁塗装の耐用年数が長いです

ウレタン系塗料の耐久年数は5~8年、シリコン系塗料は8~12年とされるなか、フッ素系塗料の耐久年数は12~15年にもなります。

2-2 耐熱性 

フッ素系塗料はシリコンより結合力が強く太陽光や紫外線に強いとされています。
※(断熱性とは異なります)

フッ素、ウレタン、シリコンともに遮熱・断熱性能を付加した塗料もありますが、同じ遮熱・断熱性塗料でもやはりフッ素系塗料が一番耐久性に優れます。

元の性能を補強すると考えると良いでしょう。

2-3 親水性

水と密着する性質のことです。

汚れが付着しても水が接着面に入り込んで、汚れが落ちやすいといった特徴があります。

低汚染性、耐汚染性などともいいますが、最近はさらに技術が進み、「超低汚染性」などと呼ばれたりします。

2-4 防カビ性、防藻性

藻やカビが生えにくい性質のことです。

藻やカビが生えてしまうと、見た目がよくありません。

日当たりが良くない場合や湿気の多い地域の場合は、ぜひとも欲しい性能ではないでしょうか。

2-5 防水性

耐水性ともいい、水の侵入を防ぎます。

外壁からの浸水は家にとって大敵ですので、しっかり守れるものを選びたいですね。

これらの高い性能を有するのがフッ素系塗料です。

ただし、これらはあくまで一般的な特徴で、すべてのフッ素系塗料に共通するとは限りません。

商品ごとの差異があるのでご注意ください。

3 フッ素樹脂が耐候性に優れる理由

フッ素樹脂とは組成内にフッ素原子を含む重合体の事で原子間の結合力が強く知られています。

フッ素樹脂にも様々な種類があり分子構造も細かく異なり、下図はそのうちの一例となります。

C-F間の結合は非常に強力であり、このことがフッ素樹脂最大の特徴である極めて優れた耐候性を生み出しています。

3-1 フッ素樹脂の分子構造の一例

原子のメカニズム

耐候性とは気候の変化への耐性のことで、①太陽光や紫外線、②雨水、③酸素による酸化反応、
④朝昼夜の温度変化等
によって変形・変色・劣化といった変質を起こしにくい性質の事です。

建造物等を保護する目的で用いられる塗料にとって、この耐候性は非常に重要な性質です。