関係会社の安全協力会について
昨日は午後からガソリンスタンド関係の企業様と安全協力会へ参加してきました。
大きく分けて3つの軸で安全確認を実施。
- 職場における熱中症対策の強化
- 高所作業車に関する知識
- フルハーネスに関する知識
職場における熱中症対策の強化 -安全衛生-
特にR3~R5年で急激に死亡者数が右肩上がりになり、年間1,100人ぐらいの方が悲しい結果となっております。
なかでも発見の遅れ、異常時の対応の不備が上位を占めていました。
その中でも7割は野外作業との結果も出ており、私達管理者の責任が大きくのしかかります。
今までは毎年夏には、塩分の補給、水分・経口飲料等の水分補給で体の渇きを補い、空調服での体内冷却を促進してきました。
熱中症で倒れた者も今のところ出ておりません。
しかし初期症状が現れた者はいましたが、車内で冷房にて体をクールダウンしたことで回復したケースもあります。
病気と同じで初期段階での発見がすごく大事だと思います。
職場、家庭内でもいつもと違うな?そう感じたら熱中症を疑ってください。
高所作業車に関する知識 -安全講習-
実際に講師が作業時の安全確認、トラブルを未然に防ぐ対処法などを実演してもらいました。
とてもわかりやすい講習会で普段あまり感じない危険性を再確認する事ができました。
弊社でも高所作業車の有資格者が日頃より操縦しており、ガソリンスタンドの高所では必ず作業車を使って塗替えをおこないます。
復習も含めて学科、実技と再確認をおこないました。


フルハーネスに関する知識 -安全対策-
実は安全帯と呼ばれる胴ベルトを過去に使用しておりましたが、2022年より廃止となりました。
現在は墜落制止用器具と呼ばれるフルハーネスが主流となっております。
6.75m以上の高さでは墜落制止用器具が義務化、この高さは何を意味していると思いますか?
自由落下距離+ショックアブソーバー等の伸び合計がおおよそ5.75mとなります。
したがって1mは余裕を持って地面に落ちない様に緻密に計算されています。
この場合、墜落制止用器具を使用していれば、地面に落下はしないということです。
※ショックアブソーバーとはハーネスについている命綱の正式名称
そのため現在はどの現場も義務化となり、使用しないと現場に入れません。
来週はUR関係の安全協力会が開催されますので、反復学習となりそうです。