信頼関係がものを云う、下塗の大切さと重要性について。
2020.05.28
お世話になっております。翔栄の高山です。

先日、住宅の塗装が終わり、工程を振り返っていましたが、

改めて工程を記録する大切さを確認致しました。

外壁塗装では、「下塗」「中塗り」「上塗」と3回塗布する事が多いですが、

最終的に目に見えるのは上塗のみとなります。

下塗りを塗ることで外壁素材との付着力を高めて、高い耐性の塗膜とすることができます。

中塗りは1回の塗布ではムラなどの塗り残しが必ず出てしまう為、色塗りの下塗といったところです。

上塗は2段階で色つき工程を行うことで、塗膜に十分な厚みを持たせ、ムラなども無く、

均等に綺麗な仕上がりとなります。

それぞれに重要な役割がございますが、上塗以外は省いても直ぐにはわかりません。

数年で色があせたり、浮いてきたりと耐久性に劣る場合は手抜き工事の可能性が高くなります。

塗装屋さんによって10年保証などを付けてくれる業者も居ますが、

ちゃんと工程通りに施工を行えば、保証書なんかは必要が無いです。

塗料メーカーにて耐久年数等は実証済みですし、ほとんどの塗料が10年近く持ちます。

機械で製造したり、外注にて製造した物については直接携わるわけではないので、

保証書の意味はわかりますが、自社の職人が直接施工する場合は保証書などは発行致しません。

その代わりに工程ごとに写真や動画にて記録として保存しており、

上塗で見えなくなる部分等は、写真付きで口頭で説明を必ずおこないます。

見えない部分だけに記録として必ず保存をおこないます。

信頼関係が成り立っての施工となりますが、弊社では今までも、これからも、

コツコツと同様に親切・丁寧に施工を行っていく次第です。

改めて、下塗の大切さ、信頼関係の重要性を認識した今日この頃です。

2020.05.28 10:04 | 固定リンク | 外壁塗装

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