福岡市博多区にあるマンション大規模修繕工事にてバルコニー内の防水が始まりました。
2021.02.23
お世話になっております。翔栄の高山です。

昨日は、いよいよ前回洗浄したバルコニーの防水工事が始まりました。

バルコニー内にある物を足場に固定し、掃除から開始となります。

高圧洗浄でひどい汚れは落とせておりますが、細かいゴミ等を再度掃除します。

続いて、下地処理としてカチオンを塗布していきます。

下地処理ですので、均等に高さ等を調整しておかないと、

ウレタン樹脂を塗った際に仕上がりがおかしくなってしまいます。

ですので、カチオンが乾いてから、専用の道具にて凹凸を直して行きます。

その過程で今度は粉やゴミが発生致しますので、僅かなゴミも取り除いていきます。

エンジン式のブロアで強風で吹き飛ばして、ちりひとつと残さない様に作業を進めます。

次に接着剤の役割でプライマーを塗布します。

コーキング工事や塗装工事でも使用する材料で、下地と上塗りの未着を高め、

耐久性を高めるうえで大切な材料となります。

乾燥を確認後、ウレタン樹脂を刷毛、ローラーで塗って行きます。

下記の画像で鏡の様に反射している床が、ウレタン樹脂となります。

1回目、2回目と塗布し、最後にトップコート(保護材)を塗布します。

ここまでがバルコニー防水のひと工程となります。

ウレタン樹脂もプライマーも匂いがキツイ材料で、居住者様も嗅いでると思われます。

『良薬は口に苦し』という言葉がございますが、同様の効果が得られます。

塗装でも同じく、水性塗料より油性塗料の方が匂いはキツイですが、

仕上がりや耐久性は油性の方が良いとされております。

近年水性塗料も進化し、油性塗料に負けない耐久性を得てきておりますが、

弊社は住宅などを塗装する際には、油性塗料を推奨しております。

何かを得る為には、何かを犠牲にしないといけない、そう思う今日この頃です。

2021.02.23 16:39 | 固定リンク | 防水工事

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