追加工事にて建物のガード ポールの鉄部塗装をおこないました。
2021.12.25
いつもお世話になっております。翔栄の高山です。

今年も残すところ僅かとなってきましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

先日は、某テープ会社の外壁塗装を行い、終了致しましたが、

追加工事で倉庫入口廻りのガードポールを鉄部塗装にて塗替え工事をおこないました。

廻りを汚さない様に養生をしてから、下地処理のケレンをおこない、中塗り、上塗りと行います。

今回はガードポールの色が黄色でしたので、ひと工夫が必要な施工となります。

蛍光色の黄色は隠蔽力(いんぺいりょく)が弱く、ただ塗るだけでは綺麗に仕上がりません。

ペンキの隠蔽力とは、下地を透けさせない度合いのことです。

黒色は光を通しにくい色で隠蔽力強いと言われています。

黄色の顔料は隠蔽力が弱いので、スケやムラが出やすく何度も塗らないと綺麗になりません。

同じメーカーの同じ商品でも色によってこの隠蔽力が大きく異なります。

下塗りの段階で白色の錆止めを使用する事によって、隠蔽性を高めることが出来ます。

白色の上からだと何色でも綺麗に塗れ、色負けしたりしません。

弊社ではガソリンスタンドのラインを引く際にも同様に、隠蔽力が低い黄色や赤色や青色等を

使用して塗装する場合は同様に下塗りにて白色を入れてから、塗装をおこなう様にしております。

塗料と色の組み合わせによって、様々な技法が必要とされます。

純粋に何度も塗れば綺麗になりますが、コストや時間を考えると良い方法とは言えません。

少し難しい話になりましたが、どの色に何色を塗るか?

外壁や屋根の塗装にも言える事ですので、塗り替える際にはその点をご注意下さい。

2021.12.25 15:58 | 固定リンク | 鉄部塗装

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