マンション屋上防水、アスファルト防水工事が開始致しました。
2021.11.06
いつもお世話になっております。翔栄の髙山です。

一昨日、昨日とマンションの高圧洗浄へ立ち会って参りました。

屋上防水工事と並行しての作業となり、防水箇所へ配慮しながら進めました。

今日は防水工事について書きたいと思います。

防水工事には色々な種類、技法が御座いますが今回はアスファルト防水と呼ばれる種類で、

防水工事用のアスファルトシートを複数枚重ね防水層を作っていきます。

中でもトーチ工法と言われるトーチバーナーでアスファルト防水うを溶かしながら、

密着させていく技法で工事を進めています。

よく道路の舗装などでトーチバーナーで炙りながらアスファルトを接着させていますが、同じ原理です。

アスファルトシートを溶かして接着させるだけでは耐久性が弱くなります。

下記の画像に御座いますが、黒色の箇所がプライマーを塗った後になり、

接着剤が乾燥している状態となります。

トーチバーナーでアスファルトシートを溶かし、互いに溶け合って密着する事で、

高い耐久性が実現される事となります。

シートとシートの間もオーバーラップさせ、繋ぎ目が横と重なる様に設置します。

そうする事で繋ぎ目からの浸水を防止する事が可能です。

繋ぎ目もアスファルトが溶けて繋がる為、さらに浸水しにくいと言われています。

耐久年数も15年ぐらいと長めでリーズナブルに仕上がります。

最後に保護剤の塗料を塗って工程が終了致します。

防水工事も色々な種類、工法が御座いますので用途に応じた内容で、

施工する事が一番安心だと思います。

また、工程をご紹介出来たらと思っております。

2021.11.06 08:16 | 固定リンク | 防水工事

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