ガソリンスタンド屋外貯蔵タンクの鉄部塗装
2021.07.31
いつもお世話になっております。翔栄の髙山です。

昨日、三潴郡にあるセルフガソリンスタンド外壁塗装の施工が完了致しました。

ガソリンスタンドの貯蔵タンクは、地下に埋めてあるタイプが主流ですが、

稀に屋外に貯蔵タンクを設置してあるスタンドも御座います。

今回は稀なケースの方で、屋外に貯蔵タンクが設置されており、タンクの鉄部塗装も行いました。

天端の傷みが特に進んでいたので、今回は天端のみの塗装をおこないました。

ケレン作業で浮いた塗膜を除去し、清掃してからシルバーペイントを塗布致しました。

耐食性のすぐれたリーフィングタイプのアルミニウム顔料と耐候性のよい特殊な油性ワニスを

組み合わせて作られたものです。美しい銀白色で光や熱を反射します。

耐候性、防食性に優れていてカバー力が大きく作業性にすぐれています。

ただし、シルバー系の塗料はムラになりやすく、塗装が難しい材質でもあります。

※シルバーメタリック系は吹付塗装がおすすめです。

今回は天端のみでしたので、スムーズに行きましたが、扱いづらい塗料の1つです。

下記の画像で施工工程、仕上がりが確認できます。

鉄部塗装は基本的に錆止めを入れてから上塗り致しますが、依頼者様のご指示によっては、

錆止めを入れずに上塗りをする場合も御座います。

弊社では基本的に錆止めは入れてから、上塗りを2回致します。

とは言え、お客様の懐事情や状況に応じて適正に対応する必要も御座いますので、

理想論だけではイケないことも重々承知しております。

おそらく今回は天端だけでしたので、次回全体を塗り替える際に錆止めを入れてから、

全体を塗装する予定だと思われます。

錆の侵攻、タンクの傷みも急を要するような状態では御座いませんので、

その辺も考慮して今回のご判断だったと思います。

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