鉄骨階段の塗装をおこなってきました。
2020.10.01
いつも世話になっております翔栄の高山です。

先日、アパートにて鉄骨階段の塗替えをおこなってきました。

作業工程はいつも通り、錆部分のケレン作業、下塗錆止め、上塗り2回、鉄部塗装の基本工程です。

どうしても鉄の階段ですので、6~7年に一度は塗替え、錆止めをおこなわないと、

10年も放置してしまえば、取り換えを余儀なくされます。

ケレン作業で錆を落として行きますが、ケレン作業にはもうひとつ目的が御座います。

どんな目的があるのか、お判りでしょうか?

ケレン作業で錆びていない部分も表面に細かな傷を付ける事で、塗料の密着が抜群に良くなります。

特に錆止めなどは隅々まで入れておかないと、錆の発生を予防出来なくなります。

鉄部塗装に限らず、塗装をおこなう上で下地処理はもっとも大事な工程で、

仕上がりがこの段階でだいたい決まります。

養生なども同様で、綺麗に養生しておかないと塗料の漏れや、ラインのばらつきが出ます。

そうなると手直しが必要になり、余計な時間と人件費がかかってしまいます。

お金の問題よりも、余計な手間に時間を使うより、職人さんには身体をゆっくり休めてもらいたいです。

塗装をおこなう上で、どの工程も大切ですが、特に下地等の目に見えなくなる部分は

仕上がりを大きく左右します。

皆様も仕上がりだけを確認するのでは無く、下地処理など今後見えなくなる部分も注意して見てください。

2020.10.01 14:19 | 固定リンク | 鉄部塗装

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